家に仏壇がある人は、引越しの時に気をつけなければならないことがあります。
長い間同じ場所に住んでいると、仏壇の移動の手間への配慮を忘れがちですから、気をつけてください。
仏壇の引越しで必要になるのは、3つの作業です。
1つめは精抜きと呼ばれるもので、位牌とご本尊の魂を抜くことです。
そして2つめは、仏壇をどのように移動させるのかです。
引越しをする時には家から一番最後に出すもので、新居へは一番最初に入れます。
そして3つめは、仏壇を新居に設置後、精入れをして位牌とご本尊へ魂を入れます。
ただし絶対にしなければならないというわけではないので、最終的な判断は自分でしましょう。
どうしても間に合わない時は、手を合わせるだけでも良いので、あまり難しく考えすぎないようにしましょう。
いざ梱包をする時には、まず取り外しができるものからまとめていきます。
1つのダンボールへまとめておけば、後の作業が楽になります。
仏壇本体は大きなものだと取り扱いが難しいので、引越し業者へ任せた方が安心できます。
仏壇は繊細なものなので、良く分かっていない人が無理に触ると、破損してしまう原因にもなります。
大事なものなのですから、取り扱いも慎重に行ってください。
特に高い仏壇を持っている家ともなれば、何かあった時の損害も大きなものになるので、これはとても重要です。