プロに任せれば安心できると思っていても、荷物を壊されてしまうことはあります。
実際に作業をするのは人間であり、
アルバイトともなれば十分な訓練を受けているわけでもありません。
もしも荷物の破損が業者側の一方的な過失であれば、
話し合いはスムーズに進みます。
しかしそんな時でも上手くいかないことはあるので、
現場との話し合いだけではなく、営業マンや会社の担当者、そして上司と話し合うようにしましょう。
これは、どのような状況でも言えることです。
まず責任の所在を明確にして、
その上で問題をどう解決していくかを話しあっていく必要があります。
その場で対処してもらえるとしても、
それが納得のできるものでなければ、こちらが納得できるところまで話しあう必要があります。
ただし必要以上に温度を上げるとこじれるので、そこは注意してください。
引越しで荷物の破損が起きた際の対処としては、
証拠があるのかも争点になります。
最初から破損があったと主張され、それを覆す証拠がなければ不利になります。
そのため荷物を引き渡す前には、写真を撮っておきましょう。
これがあるだけでも対応は大きく変わってきます。
場合によっては、消費生活センターや全日本トラック協会へ訴えることもできますが、
よほどのことがなければそこまで大きくなることはありません。
まずしっかりと信頼できる業者なのか、
問題が起きた時にはどう対処してくれるのかを確認してから、引越業者を決めていきましょう。